■N子 エネルギー問題を学ぶ■~太陽光発電の歴史に関して パート1~
先日エネルギー問題を基礎から学んで、それをSNSでも共有していこうとお伝えいたしました。
本日1回目になります。
今日は「太陽光発電の歴史に関して学ぶ」です!
再生可能エネルギーの普及の一旦を担う太陽光発電ですが、そもそもどうやって開発されたのか、
まずは歴史から学んでいきたいと思います。
(私は元々歴女です。まずは自分の好きな分野から攻めていきます!)
長くなるので、今日は太陽光発電の発見から、オイルショック後の日本での太陽光発電の普及に至るまでを詳しく見ていきます。
★「光起電力効果」という、物質に光を当てると電気が発生する現象が発見されたのは、1839年のことです。
(なぜ電気が発生するのかというのは、また別の機会に詳しく勉強します!)
★太陽電池を初めて実用化したのは発見から100年以上経ってからで、アメリカの人工衛星で使われました。
1958年にアメリカが打ち上げた人工衛星「ヴァンガード1号」です。
当時は大変高価で普及は困難であったものの、電力を外部から供給することができない宇宙空間では太陽電池が最も適した電力供給手段でした。
そこでヴァンガード1には太陽電池が搭載され、打ち上げから6年もの期間にわたって人工衛星の機能を維持するための電力を発電し続けたのです。
これが太陽電池にとって初の実用化事例となり、1958年は太陽電池の実用化元年となりました。
(へ~!宇宙での活用が初めてだったのかと、初めて知りました!)
★日本で太陽光発電が注目されるようになったのは、オイルショックを契機としてでした。
1973年のオイルショックのとき、それまで戦後の高度経済成長を謳歌してきた日本経済は大きな打撃を受け、高度経済成長はこのオイルショックによって終了しました。
これを契機に石油などの化石燃料は枯渇性エネルギーであることが改めて認識され、日本国内では将来、資源の枯渇によってエネルギー危機が訪れることが危惧されるようになりました。
この時に注目されたのが太陽光エネルギーです。
翌年、日本政府は「サンシャイン計画」という、新しいエネルギーの技術開発を進めることを策定しました。
この中で、風力発電や地熱エネルギーなどと並んで、太陽光発電が取り上げられます。
計画を基に、2000年までには一般家庭でも使えるようコストダウンさせることを目標に、技術開発が進められました。
今日はここまでです。
★まとめ・感想
オイルショック等生まれる前の出来事だから実感味がなく、私の中では過去・歴史の出来事でしたが、こうしてコロナ禍や気候変動を目の当たりにして、
エネルギー転換が叫ばれてる昨今、これは過去の出来事ではなく、過去の事例からこれから起こる事を学び、備えていく。
例えば一般家庭においては、家の家電をオール電化にするのか、ガスをメインにするのかとか、企業なら商品開発、工場の設備投資の対象等、
様々な事を仮定してから備えてたら、いざその時になった時に慌てず対応できるのではと、改めて感じました。
以上になります。
長文にお付き合い頂きましてありがとうございました!
次回、サンシャイン計画後、どう推移していったのかを勉強してみたいと思います。
【参考にさせて頂いたサイト】
太陽光発電の歴史|太陽光発電の教科書 歴史編
”自然を大事にしながら、人間の生活も豊かにしていきたい。”
ISOLA Eサイクル
#ISOLA
#Eサイクル
#エネルギー問題
#気候変動