Eサイクルのインホイールモーターのスポークとリムの組み付け手順
Eサイクルの電動バイク製造には、細部までのこだわりが必要です。
その中で特に重要な役割を果たすのが、インホイールモーターの組付け作業です。
DIYでやってみたいという方のために動画でその一部を公開しています。
必要な工具
スポークレンチ(スポークキー):スポークのテンションを調整するための専用のレンチ。異なるサイズや形状のスポークのニップルに対応するため、異なるサイズや形状のスポークレンチが存在します。
ニッパーやグラインダー:スポークの 余分な部分を切り取るために使用。
トルクレンチ:モーターやその他の部品を適切なトルクで固定するため。
マイナス及びプラスドライバー:さまざまなネジや部品の取り付け・取り外しに。
リムテープ:リム内部の穴を覆い、チューブを保護するため。
振れ取り台:振れ取りをするための台
グリースや潤滑剤:ハブやネジの取り付け部に適切な摩擦を保つため。
バイスや万力:必要に応じて部品を固定するため。
作業の手順
ここでは、リムをモーターに取り付ける流れをご紹介します。
【事前チェック】
- モーターに傷がないか?塗装する場合は、このタイミングで塗るのが塗りやすい
- リムは曲がってないか?
- モーターの清掃と潤滑: モーターに潤滑剤を全体的に塗り、清掃してください。この作業は、防サビと清掃だけでなく、スポークが入る穴に潤滑剤があることで滑りが良くなり、組みやすくなるためです。
- モーターを設置: 配線がない方を上にしてモーターを置いてください。
- リムの準備: リムの表裏を確認し、つなぎ目に注意してください。
- 番号シールの貼り付け: リムとモーターに番号シールを貼ってください。
- スポークの組み立て: 以下の順序でスポークを組んでください。
- スポークの位置確認: 3番と4番のスポークの位置関係に注意してください。1番と2番の間に4番のスポークが来るようにしてください。
- 1番のスポークを組む。
- リムをひっくり返す。
- 3番のスポークを組む。
- 4番、2番の順にスポークを組む。
- スポークの調整: 4番のスポークがリムに入りにくい場合、サンダーなどで2〜3mmカットすると作業が楽になり、早く進むでしょう。
しかし、実際に、この作業をやるのは難しいという場合もあるかと思います。
そういった場合は、ぜひ、当社にお任せください。
インホイールモーターの種類
インホイールモーターには、一体型と分離型の2種類が存在します。
一体型のメリット・デメリット
- 基本的に振れ取りが不要
- 頑丈だが、衝撃吸収性は低い
- 曲がってしまった場合などの修理が高額
分離型のメリット・デメリット
- スポークやニップル、リムで構成されているので、それぞれが衝撃吸収出来る構造になっている
- 振れ取りが必要
- スポーク交換だけ、など部分的な修理が可能
- 一体型に比べて、軽い
分離型はモーター、スポーク、リムが別々に組み付けられる形式を取っています。
しかし、スポークの折れやリムの曲がりというトラブルが発生することがあるため、その組付けには特別なスキルと経験が必要となります。
私たちのEサイクルでは、製作時の各モーターに関して、細心の注意を払って手組で組み上げています。その結果、縦プレ横触れともに1mm以内という精度での組み付けを実現しています。
また、お客様のニーズを第一に考え、スポークに関しても2つのオプションを提供しています。
スポークの種類も選べます
耐久性に優れ、錆びにくいステンレスタイプと、衝撃を吸収する鉄タイプから、お好みに合わせてお選びいただけます。
他社のインホイールモーターに関するリプレイスメントや、スポークの修理、リムの交換などのアフターサービスも承っております。Eサイクルの職人技を、是非一度お試しください。
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